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2004年1月25日(日) 付け 上毛新聞ニュース
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難関に挑む小6、1254人

問題用紙を前に、神経を集中させる受験生
 今春開校する県内初の公立中高一貫校、中央中等教育学校の選抜検査が二十四日、中央高校(高崎市新保田中町)と高崎商業高校(同市東貝沢町)の二会場で行われ、千二百五十四人(男五百三十人、女七百二十四人)の小学六年生が作文と適性検査、面接に挑戦した。

 募集定員は男女とも六十人で、実質倍率は男八・八倍、女一二・一倍。体調不良などの理由で五人が保健室で受験した。

 中央高校の会場周辺は、受験生を送ってきた県内各地からの車で道路が混雑。受験生は、緊張した面持ちで試験に臨んでいた。

 合格発表は二月一日午前十時から県内五カ所の教育事務所で行われる。


◎正門に車の長い列

 二十四日に行われた中央中等教育学校の選抜検査は、遠方からの受験者も多く、両親や家族がそろって車で受験生を送る光景が見られた。六百八十人が受験した高崎市新保田中町の中央高校では、午前七時すぎに最初の受験生が来校。受付開始の午前八時前から九時ごろまで、正門近くに車の長い列ができた。

 前橋市内の小学校に通う女児の両親は「校舎も新しく建て替えられるし、海外交流の機会も多いと聞いている。娘も英語の学習にあこがれ、試験に向けて気合を入れていたようだ。夢がかなえば―」と期待していた。

 門の外では、学習塾の職員が受験生に激励を送ったり、防寒用のかいろを配る姿もみられた。

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