秋季関東高校野球群馬県予選の組み合わせが決まりました
【上毛新聞 掲載の記事】
第57回秋季関東高校野球大会
4日から県予選 65校激突
第57回秋季関東地区高校野球大会県予選(4日―10月3日、桐生球場など9会場)の組み合わせ抽選が1日、前橋市敷島町の県営サッカー・ラグビー場で行われ、部員不足のため不参加となった安中、板倉の2校を除く65校の対戦相手が決まった。新チームとして迎える初の公式戦。来春のセンバツ甲子園大会選考の重要な参考資料となるだけに最後まで緊迫した戦いが予想される。夏の甲子園に出場した桐生第一や、夏の県大会準優勝の前橋工の戦いぶりが注目される。決勝は来月3日に桐生球場で行われ、上位2チームが関東大会(10月30―11月3日、山梨県)に出場する。
◎高レベルの激戦
組み合わせは、新チームの練習試合の戦績を参考に、榛名、前橋商、太田商、前橋工、桐生第一、高崎、桐生、高崎東のシード8校を決め、同列シード(順位なし)として最初に抽選した。
各校とも新戦力として臨むが、今回は夏を経験している選手が多く、高いレベルでの激戦が予想される。
■榛名・前商ゾーン
前橋商が中心。設楽昌弘、冨田光紀と2人の好投手をそろえ、攻守にバランスが取れている。榛名はここ20試合で打率3割7分3厘。打線が好調で、前橋育英戦は注目のカードだ。両者は春夏とも4回戦で激突。どちらも前橋育英が1点差で勝利している。強打で夏4強に勝ち進んだ利根商の戦いにも注目が集まる。
■太商・前工ゾーン
東毛リーグ1位の太田商は前橋とぶつかる。太田商はエース相沢寿聡、主砲の細谷圭ら夏の大会の投打の軸が残っており、前橋投手陣との攻防が注目される。中毛リーグ1位の前橋工は新チームになってから勝率9割と絶好調。樹徳も3割8分1厘と全チーム中2位の打率を誇る。夏8強の高経附もそろい、最激戦区となった。
■桐一・高崎ゾーン
夏の甲子園レギュラーメンバー5人(渡辺亮真、松井雅人、小島脩平、西山大祐、仙田宏希)が残る桐生第一が中心。驚異的な粘りで夏の大会4強に進出した高崎は、投打にバランスが良くそつがない。伝統校の沼田と対決する。夏、初戦敗退した高崎商は今大会で雪辱を果たしたいところだ。
■桐生・高東ゾーン
東毛リーグ準優勝の桐生、西毛リーグ優勝の高崎東は、ともに堅守で守り抜くチーム。高崎東の1試合平均失点は2・94(18試合)これは全チームで3位の成績。桐生はここまでの26試合で与四死球の1試合平均が2・77個と投手陣が安定している。夏16強入りした市伊勢崎のピント・カツオの好投も期待される。
◎好カードに会場ざわめく
シード校の太田商と前橋の対決が決まった瞬間、抽選会場が大きくざわめいた。両校は夏の県大会で8強を懸けて争い、前橋が9―7で第2シードだった太田商を下している。
太田商は相沢寿聡、前橋は小野寺和也、宮本了輔と、両校とも夏の大会で活躍した投手が残っており、緊迫した投手戦が予想される。
太田商の金子繁監督は「お互いの投手の出来次第」と冷静に分析した。一方前橋の岩井尚龍部長は「全力でぶつかるだけです」と気を引き締めた。
◎ 部員不足で予選不参加
安中と板倉
安中と板倉の2校が夏の県大会に引き続いて部員不足を理由に、秋の県予選不参加を決めた。
当初、出場を予定していた板倉は現在1、2年生が11人在籍。木部誠監督は「高校から始めた選手も多く経験不足。大会で試合をできるレベルではない」と残念そうに話した。
一方の安中は、野球部員がいないため活動を休止している。黛規夫監督は「再活動の予定はまだたっていない」と話している。
手が送られた。
※旧ホームページに2004年9月3日付で掲載された記事と、当時リンクしていた写真・資料を移しました。新聞記事は新聞社の著作物です。
